水廻りタイルをDIYリフォーム! 方法や費用・業者依頼する際の知識も解説

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水廻りの床や壁のタイルの張替えはどのようにしたらよいのだろうか。

DIYにするべきか、業者に発注するべきか迷うところである。外壁のような広範囲の場所であれば業者に依頼すること一択だが、トイレなどの小規模な場所であれば、DIYは可能であろう。

今回は浴室・キッチン・トイレなど水廻りのタイルの張替え改修のDIYによる方法と、業者、DIYそれぞれでかかる費用を紹介する。

タイル工事のおけるDIYは注意点が多い為、是非参考にしてほしい。

タイルは、時代が進むにつれて、綺麗なものやオシャレな物が次々と登場している。

汚れやひび割れが目立っている箇所は是非タイル改修工事をお勧めする。

また、タイルが汚れている、古いからといって新しいタイルに直すことに固執する必要もない。その他の修繕方法も紹介する

 

タイルの種類

ご自宅のタイルは現在どのような種類のものを使用しているだろうか。正方形の物、長方形の物、色鮮やかな物、ツートーンでまとめられているもの、ご自宅によって様々だろう。

築年数が長い建物においては、トイレや風呂などの水廻りのタイルにはブルー系とホワイト系の小さめのタイルがチドリデザインで使用されていることが多い。しかし現代のタイルにはオシャレで鮮やかなタイルも存在する

DIYでも使用できるようなタイルはどのようなものだとろうか。

 

タイルの大きさ

タイルの大きさは、メーカーによってさまざまである。代表的なタイルを紹介する。

タイルの種類は

・100×100(実寸法:95×95)

・150×150(実寸法:145×145)

・200×200(実寸法:195×195)

・300×300(実寸法:295×295)

・400×400(実寸法:395×395)

(単位㎜)

など、正方形タイプはメーカーによって様々用意されており、この紹介した寸法よりも大きい500角や600角なども用意されている。

大きい500角や600角サイズの物の多くは、床材に使用されることが多く、壁には比較的小さいサイズが使用されることが多い。

さらに、長方形の30㎜×15㎜などの小さいサイズや75×150、などのサイズもある。選ぶサイズによって、デザインや見え方もさまざまである。

 

タイルが5㎜小さい理由

タイルが表記寸法よりも、5㎜小さいのは目地が理由である。

目地は、タイルとタイルの間の隙間(継ぎ目)のことを示し、目地の中心から中心までが、実際の寸法となる。

下図は200㎜角タイルの例を示しているが、目地の中心~中心で200㎜を示している。

目地は、目地セメントなどで埋める。

目地は、見た目を維持するだけでなく、寸法調整や、経年劣化等でタイル部分が歪んでくることがある場合があり、その際に、劣化をすぐにわからせず、いつまでもキレイに見せる為にあるものである。

 

タイルのデザインはどのようなものがある?

単色では、白や水色系だけでなく濃い赤や茶色、ピンク、オレンジ、黄色など現代では様々な色があり、部屋のイメージや好きな色合で組み合わせることができる。

さらには、タイル1枚に花などのイラストが描いてあるもの、ガラス調のものその他、柄が描いてあるもの様々である。

その他にも、四角いタイル以外にも花の形をしたものや、楕円形等の形になっているデザインタイルも用意されている。

 

壁・床等のタイルの使い分けとは

タイルは全てどこにでも使用できるというわけではない。

まずは外装用と内装用に分けられる。

外装用は、外で使用されるもので、吸水率が低いものや、耐候性や、耐水性、凍害にも優れているなど、外で使用できるようになっている。

内装用では陶器質の物を使用し、磁器質等も用いられる。

見た目としては比較的ツルツルしているような材質のものが多い。

一般的に床は、滑りにくい材料のほうが有効であるが、トイレや風呂の狭い空間の場合は床と壁を同一材料の物を使用し、空間を統一させても魅力的である。

もちろん、床と壁を別々のデザインや大きさを用いて空間を演出することも有効的であり、その場合は、床を暗めの色合いで、壁を明るく演出しすると、明るい雰囲気に、逆に床を明るく、壁を暗くすると落ち着いたイメージの空間になりやすい。

しかし、床が明るいと、汚れ等が目立つ可能性があるので注意が必要である。

 

DIYで使用できるタイルとは

基本的にプロでも同様のタイルを使用することができる。

ホームセンターに販売されているものであれば誰でも使用することができるが、イメージのタイルがどうしてもない場合はメーカーに問い合わせることもできる。

どのようなタイルを使用して良いかわからない場合は、まずは、自分のイメージとセンスで、「このようなイメージの部屋にしたい」という“絵”を描いてみると良いだろう。

簡単なスケッチでも構わないので、そのイメージからデザインを選ぶこともできる。

50㎜角程度の小さいタイルがオススメであるという説明もあるが、自分なりの空間イメージを成功させるのには、そのような妥協は必要ない。

比較的、真四角なタイルのほうがきれいに仕上がりやすいが、長方形タイルをチドリに配置するようなデザインでも、DIYが可能であるので、根気よくチャレンジしてみても良いだろう。

簡単に済ませたい場合は、タイルシートという商品もあり、タイルが数枚張り付けられているシートがあるので、それを使用すると比較的簡単に施工が可能。

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基本的に50㎜タイル等は1枚のシートに規則的にデザインされているものが多いため、自分なりのデザインにしたい場合は単品での購入をすすめるが、難易度はかなり高い

一部だけ変えたい場合は、シートから1枚だけ取り外し、違うデザインを張り付けても良いだろう。

 

DIYでタイルを張替える

DIYでタイルを施工することはDIYの中でも少々難易度が高い。タイルを張るのは、タイルを水平に貼ること、デコボコさせないことなど、注意点が多く、慣れていない場合は時間を十分にかけてゆっくりと進めていく必要がある。

DIYでタイルを張る方法を紹介する。

 

DIYでタイルを張り替える心得

DIYでタイルを張り替えるには、

・全て行き当たりばったりでは失敗する

・あわてない

・材料、道具をケチらない

・楽しむ

イメージのデザイン画は必ず描くようにすることが大事である。色を何色も使用して作業を進みながら考えたい場合でも、最低限のデザインを描くことが大切である。

また、時間がないときは施工しないことが大切。

慌てると、まともにはできない。やり直すハメになることもある。

 

場所別のタイル張り替え難易度

キッチン、トイレ、風呂別では、キッチン・風呂はあまり難易度が高くなく、トイレは難易度が少々高い

難易度が高いのは床が絡む場所が難しい

トイレの床は便器と床の取り合い部分のタイルを加工しなければならない。

トイレとの取り合い部分はタイルを直線状にカットするよりも、曲線を描いてカットするとよりキレイに見える。曲線状にカットすることは難しいので、直線状にカットも十分に難しい。

さらに、トイレに手洗いがある場合も手洗い廻りも同様な加工が必要である。

 

準備する材料

使用材料

・面積分のタイル

・タイルの接着剤

・タイル専用の目地材(“タイル目地”といった材料名で購入可能)

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仕様工具

・カワスキ(堅いヘラ)

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・ハンマー

・墨ツボ(定規+鉛筆でも可)

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・ゴムへら

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・くし目ごて

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・タイルのカット工具(タイルニッパーなど)

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・スポンジ

・雑巾

・(使用経験のある方はグラインダー 歯は陶器用)

 

タイルを張り替える手順

タイルを張り替える手順はまず既存(今ある)タイルの撤去から始まる。

①養生

②タイルの撤去

➂水平に線を引く(墨ツボ又は、定規+鉛筆使用)

小さいタイルを張る場合は、そのタイルの大きさに線を引かなくてよい。

10cmや20cmの等間隔で目印となる線を引くと良い。

④接着剤をつける(くし目ごて使用)

⑤タイルを張り付ける

⑥障害物があり、タイルをカットする必要がある場合はタイルをカットする

(タイルカッター又はグラインダー使用)

⑦目地をつめる(目地材とゴムへら使用)

目地詰めは目地材をタイルの上からたっぷり塗る

タイルの上に目地材が乗るが気にしないでたっぷり塗る

⑧はみ出している目地材を丁寧にスポンジできれいにふき取る

スポンジで拭いて、スポンジについた目地材を水で落としながらキレイにふき取る

⑨完成

 

タイルを張り替える注意点

タイルを張り替えるのにあたり、タイルカットの際に手を切ることがある

作業スペースはかなり明るくして、作業すると良いだろう。

目地材は固まると取りにくくなってしまうので、最後の仕上げの際、しっかりとふき取ることを忘れてはならない。

 

DIYでタイルを張り替える場合の費用

タイルは1㎡あたり、¥5,000前後~¥10,000前後で購入できる。

その他の材料もあわせると、1㎡あたり¥15,000¥20,000前後で貼ることができる。

質の良いタイルを使用すると、少々値段が高くなる可能性もあるので、注意が必要である。

 

水廻りのタイル改修工事を依頼する

自身でタイルの張替えを行うことが難しい場合、時間がない場合はプロにお任せすることもできる。DIYよりも値段は張るがキレイに早く施工が可能である。

 

トイレ・浴室のタイル改修とは

トイレやキッチンでは、50㎜角のタイルを使用している場合が多い。

特に、築年数が長い建物に関しては特にそのような傾向がある。以前の流行りだったのでしょう。

冒頭でもご紹介した通り、現代では様々な大きさや色彩、デザインのタイルがあるのでイメージを改修業者のお伝えすることによりイメージの色合い調整を提案してもらうことができる。

さらに、タイルだけの提案でなく、壁タイル+床長尺シートのようなオシャレな組み合わせ等を紹介してもらうこともあり、自分の理想を極限まで追い詰めることが可能となる。

 

キッチンのタイル改修の選び方は?

キッチンは、主に壁部分で、タイルを使用している場合が多い。

さらに、現代で流行している対面キッチンではタイル仕上げが使用されていることも少なく、昭和末期から平成初期に建てられた住宅でタイル仕上げが使用されている例が多い。

その為、築30年以上経過している場合も多く、汚れやカビなど落ちにくいものがついており、タイル改修は検討したほうが良いだろう。

キッチンの壁タイルは100角や150角といったサイズのタイルが使用されている場合が多いが、現代のデザインでは、小さめのタイルを何色も用いて散りばめるデザインで施工すると、かなりキレイに見えることもある。

 

場所別・タイル改修費用

室内の水廻りに関して言えば、どの場所でも費用に大きな差はない。

タイルを改修するにはまず現存にあるタイルを改修しなければならない。

大きな解体ではないが、解体工事は「人件費」と「廃棄物処理費」となる。

よって、解体費用としては1か所およそ30,000円~50,000前後掛かる。

ちなみに解体で出たごみ処理費を減らそうとし、家庭内ごみで出そうと策略をしても、不可能である。

工事で発生したごみは「産業廃棄物」となる為、法に則って処分しなければならない。

タイル張替え工事は、1㎡あたり6,000円~10,000ほどだ。

選ぶタイルの質にも前後するほか、かかる人件費は決まっているので、狭いからといって、極端に安くなることはない。

 

タイル改修をしないという選択は?

古くなったタイルを改修するにあたり、古いタイルを新しいタイルに、必ずしも交換しなければならないわけではない。

タイル以外にも様々な選択肢があるので紹介する。

 

トイレの床・壁のタイルを撤去し床シートやクロスを貼る

床は長尺シートや、タイル型のシート等に、壁はクロスにすることもできる。

床の場合はシートの方が清掃は楽であることには間違いない。

施工も簡単なので、床仕上げ自体は安く済むこともある。

壁でクロスを選択すると様々なデザインから選択できるので、タイルという限定されたデザインではなく、異なったイメージの空間を作り出すことができる。

尚、当サイトではトイレの他、浴室・洗面・キッチンなど住まいの水廻り全般において、シートやパネル貼り、また塗装によって従来の入れ替えリフォームよりも価格を抑えた方法の提案を行っている。

価格は、総取替えの5080%安く、例えば浴室全体を行う場合の工期は2日で、工事完了当日からお風呂に入って頂ける。

 

浴室を全面改修してユニットバスという選択肢

タイルが使用されている浴室はユニットバスが世間に登場する前の浴室のものが多く、現代の建物の浴室のほとんどがユニットバスである。

ユニットバスにすることにより、新しい風呂・シャワーに更新することができるので、オススメである。

従来型の浴室からユニットバスに変更する工程は以下の通りである

①:浴室解体

②:床・壁補修

➂:水道・ガス工事

④:ユニットバス組立

⑤:水道・ガスつなぎこみ

⑥:周辺内装等仕上げ

以上となり施工期間はおよそ1週間~10日程度である

 

キッチンを総入れ替えしシステムキッチンで新たな“城”を

キッチンは日々料理し、水分の影響で長い期間使用していると、汚れや腐食が目立ちやすいところでもある。

現代のキッチンは皿や調理器具の収納や火力調整、食器洗浄機等様々な機能を取り揃えており、新たな気持ちで家事に向き合えることは間違いないだろう。

 

古いタイル→新しいタイルが正解とは限らない

今あるものや、デザインをそのまま新しくする必要は全くない。

現代の流行りのデザインに交換したり、器具を交換したりすることにより、仕上げもまるっきり変えることにより、建て替えが難しい場合でも一部のリフォームにより新たな気持ちで暮らしていくことができる。

 

タイル改修以外の予算とは

改修工事をするにあたり、予算は必ず重要になってくる。

タイル以外に変更したくても予算がわからなければ、候補にあげることもできない。

これからタイルから、タイル以外の仕上げに検討している方は参考としてほしい。

 

タイル→床シートクロスの予算

タイルを床長尺シートや壁クロスに改修する場合は、それぞれ1空間あたり30,000円~50,000程度かかる。材質によって変化する。これはタイル工事の改修と変わらないが、貼り物をする、解体工事の他に「下地調整工事」という工程がついてくる。

下地調整工事は、左官業者などがモルタル等で補修する。

およそ50,000円前後掛かる場合もある。

 

ユニットバスにする場合の予算

ユニットバスそのものの金額は、メーカー、商品によって大きく変わり、およそ60万円~120万円とふり幅がおおきい。

さらにそこに解体費や施工費がプラス50万円前後かかると考えておくと良いだろう。

ある程度中規模の改修となるので、そこそこの予算が必要となる。

 

システムキッチンの場合の予算

システムキッチンは、20万円台~50万円台の商品代に加え、施工費はおよそ30万円前後かかる。

おおきな解体工事がない分ユニットバス工事より安価である。

 

まとめ

小規模な空間のタイル改修はDIYでも十分にできる。

腕に自信がない場合や、よりキレイに仕上げたい場合は専門業者に依頼もそれほど高くないのでオススメである。

ご自身の目的通りに検討していくのも良いだろう。

タイル改修に限らずその他にも候補があることを踏まえ今後数十年過ごす空間を最高な空間にしてみてはいかがだろうか。

【記事監修】 山田 博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士
建築業界での経験を活かした不動産コンサルティング及び建築、不動産に関わるWEBメディアを複数運営。Facebookお友達申請大歓迎です。その他、建築や不動産、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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