浴室暖房で快適に!リフォームの種類や費用を解説

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浴室暖房は浴室を暖かく快適にしてくれるほか、洗濯物の乾燥までできるため、あると便利な機能の一つだ。しかしデメリットもあり、どんな場合にもおすすめできるとは限らない。浴室暖房の特性やデメリットを把握して工事することが大切だろう。

今回は浴室暖房リフォームのメリットや種類、費用、代替方法まで解説する。浴室暖房でお風呂周りの環境を改善する参考にしてほしい。

 

浴室暖房リフォームのメリットとは

浴室暖房リフォームのメリットとは

浴室暖房リフォームは、寒い浴室を温める目的で使用するが、それ以外にもいくつかのメリットがある。それらを把握した上で取り入れると、より有用に浴室暖房が活用できるだろう。ここでは具体的なメリットについて詳しく解説する。

 

冬場快適になる

浴室暖房リフォームは冬場の浴室を暖かくできる。冬場の浴室は寒さを感じやすいだけではなく、お風呂の中と外の急激な温度差によるヒートショックによって、場合によっては命の危険もある。

ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が急上下する結果、心臓や血管への疾患が起きることだ。このヒートショックによって、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こる原因になる。2006年にはこのヒートショックによって14,000人が死亡しており、軽く考えてよい問題ではない。

そのような事態を回避する方法の一つとして、浴室暖房リフォームは効果的だ。浴室を暖めることでヒートショックの予防にも繋がるだろう。

 

乾燥機能が使える

浴室暖房は部屋を暖めるだけではなく、乾燥機能が使えるものもある。この乾燥機能を使うことで、浴室で洗濯物を干して乾かすことも可能だ。部屋干しを短時間で行えるため、雨の日の洗濯物も安心できるだろう。

ただし、この方法を導入する場合、換気スペースの確保が必要で、換気できる環境が整っていない場合は実用できない。生活スタイルにより部屋干しするケースが多い場合には特におすすめだ。

 

送風機能で涼しく

浴室暖房は暖房だけではなく、送風機能だけでも利用できる。送風機能があれば、冷房のように温度は下がらないものの、体感温度は下がるため、夏場の入浴を快適にしてくれるだろう。

 

浴室暖房リフォームのデメリットとは

浴室暖房リフォームのデメリットとは

浴室暖房は便利だが、取り付けには浴室の工事とは別の工事が必要なため、費用がかかる点がデメリットだ。また水道光熱費もかかる。そのため、ある程度生活に余裕がなければ導入は難しいだろう。詳しくは後述するが、導入に10万円〜40万円かかる。

また、浴室暖房で洗濯物を乾かすために使う場合、カビの問題を気にしなければならない。換気機能が不十分だと、湿気がこもり、カビが映える可能性がある。しっかりと乾燥機能を活用することで、カビの発生も抑えられるだろう。

 

浴室暖房リフォームで取り付けできる種類は?

浴室暖房リフォームで取り付けできる種類は?

浴室暖房リフォームの種類には、取り付け方、発熱式などに違いがある。それぞれ特徴が異なるため、違いを適切に把握しなければならない。次で詳しく解説する。

 

天井埋め込み型・天井付型・壁掛け型の3種類

天井埋め込み型・天井付型・壁掛け型の3種類がある。天井埋め込み型は、浴室内がスッキリするが、天井にスペースが必要で昔ながらのお風呂である在来浴室の場合は取り付けできない。天井付型は、天井に取り付けるタイプで、在来浴室にも取り付けできる。ただし、種類は少なく、取り付けコストが高くなりやすい。壁掛け型は、壁に設置するやり方で、外壁側にしか設置できない。しかし、設置のハードルが低く取り付けしやすい。

それぞれ、浴室の状況によって取り付けできるかどうかが変わるため、確認が必要である。

 

電気式とガス温水式に分けられる

浴室暖房の種類は、電気式とガス温水式に分けられる。電気式の場合光熱費が高くなりやすい。ガス温水式は暖まるまでが早く、使用時間も短く済むため、トータルのコストが抑えられる。また、電気式は洗濯物を乾かすのには向いていない。

ただし、ガス温水式は専用の給湯設備が必要になるため、費用が高くなりがちだ。これに対して、電気温水器の場合は初期投資が抑えられる。

 

ミストサウナがあることも

暖房の中にはオプションとしてミストサウナなどの追加機能が付けられる。ミストサウナの場合温度は低くても暖かさを感じやすく、リラックス効果が期待できるだろう。別途費用がかかるが、浴室の快適さを重視する場合にはおすすめだ。

ただし、オプションによって数万円以上費用が変わるため、そこまで必要性を感じていない場合には導入をおすすめできない。

 

浴室の暖房リフォームにかかる費用

浴室暖房のリフォームにかかる費用は合計で10万円から40万円程度の工事費用がかかる。電気式場合は、10万円以下で済む場合もあるだろう。また、オプションとしてミストサウナをつける場合には追加費用がかかり、これ以上の費用がかかる。

ただし、これはリフォームに問題がない場合だ。特にガス温水器の場合は給湯工事の必要もあるため、費用が高額になりやすい。

そのため、取り付ける環境によって必要な工事が変わるため、まずは実際に見てもらった上で、見積もりをもらった方がよいだろう。

 

浴室を暖かくする他の方法

浴室を暖かくする他の方法

浴室暖房は便利だが、導入費用も光熱費もかかるため、導入に抵抗がある人もいるだろう。その場合は、別の方法もある。ここからは浴室暖房の設置以外でどのような方法があるか、詳しく解説しよう。

 

ユニットバスの交換

一つ目の方法はユニットバスの交換だ。古い浴室の場合断熱設備が整っておらず、寒さを感じやすい。現在のユニットバスは安価なものでも、断熱性能が大幅に向上するため、リフォームするだけで、寒さを感じにくくなる場合がある。

特にグレードが高い商品の場合は、断熱性能も向上していることが多い。そのため、断熱性を基準にユニットバスのグレードを検討することも選択肢だ。

今使っている浴室が20年以上昔のものであるなどする場合、断熱性を改善すれば、寒さが緩和する可能性は十分にあるだろう。長い目で見れば十分なメリットがある。

ただし、ユニットバスの交換は、暖房取り付けよりも費用がかかり、100万円を超えることもある。そのため、リフォームしてすぐの新しい浴室の場合にはあまりおすすめできる方法とはいえない。

 

サッシの交換

窓のサッシを交換することで、寒さが改善する可能性がある。窓からは熱の半分近くが逃げるといわれており、断熱上の問題が起こりやすい部分だ。浴室は服を脱いで入らなければならないため、その影響はより顕著になる。この場合、浴室暖房で部屋を暖めていても、熱がすぐ逃げてしまうため、寒さの問題が解決しない可能性すら考えなければならない。

今あるサッシの手前に新しいサッシをつける二重サッシにする、今のサッシを交換しペアガラスなど断熱性が高いガラスを取り入れるなどの方法がある。外が寒い環境で、隙間があるような窓であれば、浴室暖房よりも優先順位が高い。

 

断熱塗装とシート貼り

上記で紹介した方法は、断熱性の向上が十分に期待できるが、費用がかかる点が問題だ。中には予算の都合で浴室断熱を、コストを抑えてしたいという人もいるだろう。

そのような場合におすすめできるのが断熱塗装やシート貼りだ。断熱塗装やシート貼りをすることで、簡単に断熱対策ができ、見た目もきれいにできる。それに加え、費用も安く5万〜20万円の間で済む。そのため、費用をかけずに、見た目を一新しつつ、寒さ対策までできる。

「寒さへの対策はしたいが、浴室暖房は高くて導入できない」そうお考えであれば、ぜひ導入を検討してみてほしい。

 

まとめ

今回は浴室暖房導入のメリットやデメリット、費用や代替方法について解説した。浴室暖房は確かに浴室の環境をグッとよくしてくれる。しかし、導入費用も光熱費も高いため、人によっては手を出しにくいリフォームであることも間違いない。

費用を抑えつつ、寒さの問題を改善したい場合には、断熱塗装やシート貼りを行う方法もおすすめだ。この記事を参考に浴室の環境を改善する参考にしてほしい。

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1全体

2浴槽

3部分的損傷

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撮影のポイント

1.窓がある場合は写真に収める
2.浴槽を収める
3.給湯器のリモコンがある場合は写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

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②浴槽内側を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.浴槽の給湯口を収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

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③部分的な損傷箇所を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.損傷箇所を写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

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