シャワーのみのリフォームがしたい!その種類と費用を解説

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シャワー水栓は、消耗品のため古くなってくると、水漏れが起きてしまうことも珍しくない。

そのような事態を放置しておくと、水漏れが改善せず、水道料金が高額になってしまう場合もある。

水栓の交換自体はそれほど難しくないが、近年では新しい機能やデザインのシャワーが増えており、そのような機能があるシャワー水栓を利用することで、より生活を便利に過ごせるだろう。

この記事ではシャワー水栓の種類やその費用についてお伝えする。

自分の要望に合うシャワー水栓を見つける参考にしてほしい。

 

シャワー水栓だけの交換はできる?

シャワー水栓だけの交換を自分だけでできるか不安な方も少なくないかと思う。

シャワー水栓自体の交換は、確かに水道業者でないとなかなか難しい場合もあるが、シャワーヘッドの交換だけなら、水道業者に依頼する必要はない。

というのも、手でシャワーヘッドを掴んで回すだけで取り外せ、逆の手順で取り付けができるからだ。

特別な道具も何も必要ないため、何も難しくはないだろう。

 

レバータイプで選ぶ

シャワー水栓はそのヘッドだけではなく、レバーの形にも注目したい。

レバーの形によって、実際に扱う際の使いやすさも大きく変わるからだ。

レバータイプは、大まかに以下の5つがある。

・タッチスイッチ

・アーチハンドル

・レバーハンドル

・定量止水

・ハンドル水栓

これらのタイプと、違うタイプのシャワーヘッドを組み合わせることも可能だ。

ここではどんなレバータイプがあるのか、詳しく紹介する。

 

タッチスイッチ

タッチスイッチ型のレバーとは、その名前の通りタッチ式のスイッチを押して操作できるタイプの水栓だ。

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スイッチを押す際にほとんど力を使わないため、子どもや高齢の方でも問題なく利用できる。

他のハンドルと比べて、ほとんど力を使わずに済むため、近年人気が高まっている。

 

アーチハンドル

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アーチハンドルとは、ハンドルが大きなアーチ状になっているハンドルだ。

指や手の甲などで簡単に回すことができ、レバーハンドルのものと比べると、ハンドルが大きく左右どちらの手でも、問題なくハンドルを回せることが特徴だ。

 

レバーハンドル

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レバーハンドルの水栓はアーチハンドルと異なり、左右どちらかにレバーハンドルがついているタイプの水栓だ。

またもう少し安価なものの場合には、レバーハンドルのものもある。

レバーハンドルのものは、アーチ状のものと比べると、小さいため、扱いやすさでは劣るものの、古いタイプのため価格が安価なことがメリットだ。

 

定量止水

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定量止水とは、ダイヤルで水の量を調整できるようになっている水栓のことだ。

浴槽のサイズに合わせて水の量を設定でき、自動でお湯張りができないお風呂で重宝する。

この機能があることで、「うっかり止め忘れて、風呂からお湯があふれてしまった」というような事態に陥ることはなくなるだろう。

 

ハンドル水栓

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ハンドル水栓とは、最も一般的なタイプで、手で掴んで回すことで、水が出るハンドルのことだ。

このタイプのものは、手でハンドルを回す分、これまで紹介してきたものと比べると、利便性では大きく劣るが、水栓そのものの値段が非常に安価で10,000円を切るものも多い。

「価格を抑えて安く水栓を替えたい」という場合に最もおすすめできる水栓だろう。

 

シャワー水栓は台付と壁付きに別れる

浴室のシャワー水栓は、蛇口の取付け位置によって対応できる種類が異なります。

壁から出ている給水管に接続する壁付タイプのものと、台で取付けが行われる台付タイプのものだ。

それぞれ、機能的な良し悪しは特にないが、どの水栓もどちらかにしか対応していない

そのため、水栓の取り替えを行う、あるいは自分で購入する場合には、既設の水栓の形状がどうなっているか、必ず確認する必要があるので、必ず確認してほしい。

 

シャワーヘッドの形で選ぶ

シャワー水栓を選ぶときに気になるのが、シャワーヘッドの形だと思う。

シャワー水栓の種類は非常に多く、メーカーごとに特色が大きく変わるが、大まかに以下の種類に分けられるだろう。

・マッサージ機能があるシャワー

・節水型シャワー

・肌や髪に優しいシャワー

・低水圧でも使えるシャワー

・手元ストップ機能

ではそれぞれの商品の特徴について、次で詳しく見ていこう。

 

マッサージ機能がある

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シャワーヘッドで多いのが、マッサージ機能がついたものだ。

メーカーごとに特徴があるが、TOTOのもので説明すると、ワンダービートというシャワーがある。

このシャワーは勢いのある旋回水流にて刺激を与えることが特徴だ。

他には細かい泡が洗浄効果を発揮するマイクロバブルのシャワーヘッドなどもある。

自分の好みにあったものを探してみるのも良いだろう。

 

節水型シャワー

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シャワーヘッドの中でも、最近増えているのが、節水型のシャワーヘッドだ。

このシャワーヘッドでは、水に空気を含ませることで、シャワーの浴び心地を損なわずに水の量だけを減らせる仕組みとなっている。

この商品の場合には、水のあたりが柔らかくなるため、心地よさが感じられるのも特徴だ。

 

肌や髪に優しいシャワー

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シャワーヘッドの中には肌や髪に優しくなるようなシャワーもある。

水道水には塩素が含まれており、その塩素が肌や髪にダメージを与えてしまう。

特に敏感肌の人などは肌荒れやかゆみを感じる原因となる。

このシャワーヘッドは亜硫酸カルシウムやビタミンCなど塩素を除去できるフィルターを使って塩素を取り除くことができる。

肌荒れで悩んでいるという方であれば、ぜひ試してみてほしい。

 

低水圧でも使えるシャワー

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シャワーの中には、低水圧の家でも通常通りの使用感で使えるシャワーがある。

水圧が上がると、ただ単に勢いが増すだけではなく、シャンプーやボディーソープなどを効果的に洗い流せ、洗い残しを防いでくれる。

シャワーヘッドとしては比較的安価なため、シャワーの勢いで悩んでいるのであれば、替えてみるとよいだろう。

 

手元ストップ機能

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シャワーヘッドにはヘッドの手元にスイッチがあり、水を止められる機能がついたものもある。

手元でシャワーの操作ができるため、節水効果も期待できるだろう。

これまで紹介した機能と両立してついている場合も多いので、気になる場合は手元スイッチがあるかどうかも確認するとよい。

 

シャワーヘッドの交換方法

シャワーヘッドは簡単に交換できると最初に言ったが、実際にどうやって交換すればよいかわからず不安な方もいるのではないかと思う。

 

シャワーヘッドの選び方

シャワーヘッドを選ぶときには、既存のシャワーヘッドの形状を確認する必要がある。

なぜなら、シャワーヘッドだけを交換できるものもあれば、シャワーヘッドとホースが一体化しており、シャワーホースも含めて交換しなければいけないものもあるからだ。

とはいえ、国内のものであればアダプターで調整でき、ほとんどの商品で問題なく取付ができる。

ただし、アダプターが必要になるケースもあるため、不安な場合は取り外したシャワーヘッドを持って選ぶなどするとよいだろう。

海外製品の場合などは、形が合わない場合もある。

また新しいシャワーヘッドが既存の対応していない場合、交換を個人で行うことが難しいケースもあるため、その場合には水道業者に交換を依頼しよう。

 

シャワーヘッドの交換手順

シャワーヘッドの交換手順について解説する。

シャワーヘッドだけを取り外せるものであれば、シャワーヘッドの根元を片手で押さえ、もう片方の手でシャワーヘッドを回してみよう。

古いシャワーヘッドの場合、水垢などでこびりついて回しにくい場合もあるが動かせるはずだ。

シャワーヘッドがシャワーと一体になっている場合やシャワーホース自体も交換したい場合はシャワーホースごと取りはずそう。

シャワーホースと水栓の根元は回して取り外せるようになっている。金属製のものの場合には、モンキーレンチで取り外せるはずだ。

 

シャワーハンガーの交換方法

シャワーハンガーとは、シャワーヘッドを壁に固定するためのもので、シャワーフックとも呼ばれている。

古くなっていると、このフックの取付け穴が緩み外れてしまうことがある。

この場合はまずシャワーヘッドのメーカーを確認し、対応している口径を確認しよう。

シャワーヘッドはビスで固定されているもので電動ドリルまたはドライバーさえあれば、簡単に取付できる。

既存の穴を新しいシャワーハンガーで隠せない場合には、その穴をシーリングで塞ごう。中に水が入ると、腐食してしまう可能性がある。

タイルやモルタル仕上げの壁の場合には、電動ドリルで、穴をあけ、そこにカールプラグというものを取り付ける必要がある。

カールプラグは大きさがいくつかあり、取り付けるビスによって適切なサイズが変わるため、シャワーハンガーを選ぶときに必ずセットで確認してほしい。

穴を空けたら、プラグを打ち込み軽くハンマーで叩こう。強く叩きすぎると、壁を傷める可能性があるため、注意しよう。

プラグを打ち込んだら、ビスで固定し、シャワーハンガーを取り付けよう。細かい取付け方法はハンガーごとに異なる場合があるため、説明書を読んで確認すること。

あとは、シャワーハンガーを触ってきちんと固定されていることを確認しよう。

 

シャワー水栓を交換するのにかかる費用は?

シャワー水栓を交換するのにかかる費用は、DIYかそうではないかで費用が大きく変わる。

シャワー水栓を交換する場合は、どのような水栓を選ぶかによって変わるが、大まかに8,000〜30,000円前後かかる。

シャワーヘッドのみを交換する場合には、商品の仕様によって2,000〜20,000円程度がかかる。

水道業者に取付けを依頼する場合には、この材料費に加えて、取付け費用が別途かかる。

取付け費用はその現場の状況にもよるため、一概には言えないが、大まかに7,000〜20,000円程度かかるのが多いだろう。

 

まとめ

この記事ではシャワーホースや水栓の種類と取り替える方法、その大まかな相場について説明した。

シャワー水栓を交換するのはDIYではあまり推奨できないが、シャワーヘッドのみであれば、適切な商品さえ選べば、簡単に取り替えられる。

この記事を参考に自分に合ったシャワー水栓やシャワーヘッドを選ぶ参考にしてほしい。

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【記事監修】 山田 博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士
建築業界での経験を活かした不動産コンサルティング及び建築、不動産に関わるWEBメディアを複数運営。Facebookお友達申請大歓迎です。その他、建築や不動産、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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