キッチンリフォームにかかる費用と主なシステムキッチンの特長

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キッチンは料理をすることが目的のスペース。流し台・加熱調理機・換気扇・収納庫などのキッチン設備で構成されている。

キッチンは好みの設備や素材を選んでオーダーする「オーダーキッチン」を採用する方法もあるが、近年はデザイン性や機能性の優れたシステムキッチンの採用が主流になっている。

今回は、キッチンリフォームにかかる費用や主なシステムキッチンの特徴などを紹介する。

 

キッチンリフォームにかかる費用相場

キッチンリフォームにかかる費用は、システムキッチンの交換工事だけの場合と、システムキッチンの交換に加えてレイアウトを変更したり床材や壁材も新しくしたりする場合とでは費用も大きく違ってくる。

ここではシステムキッチンの交換だけの費用の内訳とキッチンのレイアウトを変更する(移動させる)場合の費用とに分けて解説する。

 

システムキッチン交換にかかる費用と内訳

一口にシステムキッチンといっても、さまざまな型やタイプがあり、お手頃な価格帯では50万円程度、ハイグレードなタイプは200万円代の商品もある。

どのようなシステムキッチンを選ぶかで、かかる費用が大きく異なるが、システムキッチンを交換するには「本体価格」+「取り付け工事費用」が必要だ。

「取り付け工事費用」の内訳は以下の通りだ。

・既存キッチンの解体費用、廃材処分費用

・養生費用

・給排水、電気、ガスなどの設備工事の費用

・システムキッチンの組み立て設置工事費用

・キッチンパネルの取り付け費用など。

取り付け工事にかかる費用は、選ぶシステムキッチンの大きさや既存のキッチンの状況によっても異なるが、概ね25万円~35万円程度が相場となっている(キッチン撤去後の下地や構造体に問題があった場合は別途費用が発生する)。

システムキッチンの本体価格(収納部も含め)60万円の場合は合計で85万円~95万円程度かかることになる。

※システムキッチンなどは定価と仕切り価格があり、カタログなどに記載されている価格はメーカーの希望価格である。

実際は60%~70%の価格で工務店などの施工業者に卸される。仕切り価格は工務店によって違いがあり、また商品(ブランド)によっても、仕切り価格の設定が異なる場合がある。

 

キッチンを移動させる場合の費用は?

壁付けタイプのキッチンから、対面型のペニンシュラキッチンやアイランドキッチンにしたい場合などはキッチンのレイアウトが変更になるため、既存のキッチンの解体工事の他、給排水管や排気ダクトの延長工事・移設工事が必要になる。

さらに、古いキッチンの設置場所の壁や床の補修費用・内装工事費用も必要だ。

どの程度の内装工事をするのかでも(キッチン部分だけか、LDK全体か)かかる費用はかなり違ってくる。

また、システムキッチン本体価格にしても壁付けタイプとは仕様が違うため高額になる。

壁面の収納キャビネットなどを揃えると50万円~300万円程度の費用が加算される。

システムキッチンを移動させて設置する場合の費用は、「キッチン本体(収納部も含む)価格」+「取り付け(解体も含む)工事費用」+「内装工事費用」となる。

例えば、キッチン本体価格が150万円の場合は、取付工事費が30万円~40万円、内装工事費が10万円~30万円程度として、合計190万円~220万円程度の費用がかかる。

「ペニンシュラキッチン」とは、キッチンの片側が壁に付いていて半島(ペニンシュラ)のように突き出た形のキッチン。

「アイランドキッチン」とは、アイランド(島)のように、壁から離れたところに独立しているキッチンのこと。ペニンシュラ・アイランドキッチンともに対面型の代表的なキッチンスタイルであり、近年最も人気が高いキッチンである。

 

おすすめのシステムキッチンの特長と価格

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/

システムキッチンとは、流し台・コンロ・調理台・作業台・収納などが天板(ワークトップ)で繋がり一体化されたキッチンのことを指す。

調理台・コンロ・流し台などを別々に購入するタイプのキッチンセットのことはセクショナル(セパレート)キッチンという。

ここでは、各メーカーの人気の高いシステムキッチンを紹介する。

 

リクシル(リシェルSI)

リクシルのシステムキッチンは、お手頃価格帯のシステムキッチンからハイグレードまで5種類が展開されているが、中でもハイグレードタイプ「リシェルSI」は最も人気の高いシリーズ。価格は805,000円~2,114,500円(間口225cm、奥行65cmの場合)。

「リシェルSI」のSIはSMART INNOVATION(スマート・イノベーション)のこと。

洗練された美しさと賢い機能がもたらす使い心地で、毎日の暮らしをキッチンから変えていくことがコンセプトになっている。

特長は、ワークトップにセラミックを採用しており、熱や傷・汚れを気にすることなく料理が可能だ。またシンクはセラミックトップとコーディネートしやすいハイブリットクォーツシンクが用意されている(カラーは3色)。

その他、広々とした「Wサポートシンク」や「らくパッと収納」「ハンズフリー水栓」「よごれんフード」など、お料理しやすくお手入れもしやすい機能が満載だ。

 

クリナップ(ラクエラ)

https://cleanup.jp/kitchen/rakuera/#Modal01

クリナップのシステムキッチンは、最高級ステンレスキッチンからコンパクトキッチンまで4種類(セントロ・ステディア・ラクエラ・コルティ)がラインナップナップされている。

特に人気が高いのが、ラクエラシリーズだ

価格は、I型255cm、開き扉プラン495,800円~。

因みに画像のセット価格は定価で289万円になる(キッチン部:212万円、収納部77万円)。

ラクエラのコンセプトはキッチンを家具と考え、インテリアの組み合わせを楽しむこと。

特長は、人工大理石のワークトップに、扉・取っ手・機器まで家具調キッチンにこだわっていることだ。また、収納も必要な物をさっと取り出せる一歩進んだ収納になっている。

 

パナソニック(L-CLASS)

http://esctlg.panasonic.biz/iportal/CatalogViewInterfaceStartUpAction.do?method=startUp&mode=PAGE&catalogCategoryId=&catalogId=5198550000&pageGroupId=&volumeID=PEWJ0001&designID=&nonFlash=true&redirect=true

パナソニックのシステムキッチンは4種類(L-CLASS・リフォムス・ラクシーナ・リビングステーション)が展開されているが、中でも「L-CLASS」は洗練されたデザインが人気の最上位シリーズだ。価格は1型・間口2550mmで938,000円~。

コンセプトは「囲炉裏(いろり)ダイニング」。

画像のようにキッチンを囲んで、調理も会話も向かい合って作りながら食べ、食べながら作る。準備から片付けまで皆一緒にする。家族のコミュニケーションが深まるキッチンだ。

特長は、サッとひと拭きでキレイが続く有機ガラス系のスゴピカ素材を使用したシンクや上質感を備えたカウンター、センサーに手をかざすだけで水の出し止めができる水栓、2回ノックするだけで自動オープンする収納ドアなど、至れり尽くせりの便利で汚れない機能は、さすがにパナソニックの最上位シリーズといえる。

 

TOTO(ミッテ)

https://jp.toto.com/products/kitchen/mitte/index.htm

TOTOのシステムキッチンは、さまざまなインテリアに溶け込む美しいデザインが特長の「クラッソ」と、スタイリッシュで機能的ながら、シンプルな価格帯の「ミッテ」の2種類が展開されているが、ここでは「ミッテ」を紹介する。

ミッテの価格はI型・開き扉プランで720,000円~。画像のアイランドキッチンプランは定価1900,000円になる。

特長は、節水効果が高く作業効率を高めた幅広シャワー・野菜くずなどのゴミがスムーズに流れるすべり台シンク・いつも使う物にすぐ手が届く収納・お掃除が楽なノンフィルター構造のレンジフードなど、使いやすさにプラスしてエコロジーにもこだわったキッチンだ。

また、人気の木目や、高級感のあるパール素材の鏡面仕上げなどカラーも豊富にラインナップされている。

 

キッチンのリフォームはDIYできる?

キッチンをDIYでリフォームしたいという人がいるかもしれないが、DIY可能な部分とできない部分があることを理解しておこう。

まず、システムキッチンを採用する場合は、組み立てができるのはメーカーの研修を受けた施工業者に限られる。

また、キッチンのレイアウトを変更する場合は、給排水管工事・電気工事・ガス工事などが必要になるため、専門業者に依頼しなければならない。

そのため、キッチンリフォームではDIYが可能な部分はあまり多くない。

キッチンでDIYリフォームができるのは、セクショナルキッチンの交換や壁や床のリフォームなどに限られてくる。

 

「ふろリノベ」でキッチンリフォームが格安に!

Before

After

システムキッチンの交換となると、紹介した通り最低でも100万円程度の費用がかかる。

もちろん、古いシステムキッチンと現在のものとでは比較にならないほど性能にも違いがあるだろう。

だからといって、既存のキッチンに不具合があるわけでもなく、表面の傷や劣化が目立つだけで新しいものに交換するのは勿体ない。

キッチンをきれいにリフォームする方法は、新しいシステムキッチンに交換する方法だけではない。

「ふろリノベ」では、古いキッチンでも塗装によって新品同様のピカピカに再生させることが可能だ。

キッチンの天板や扉に傷や凹みがある場合はまず補修を行い、塗装で仕上げる。

キッチンの天板だけの塗装なら(2600mmまで)96,000円~。

人工大理石・ステンレス・タイル・セラミックなど、ほとんどの素材で塗装が可能だ。

上の画像のように、扉の色を塗装することで、キッチンのイメージも大きく変えることができる。

どうしても新しいシステムキッチンの機能性が欲しいという場合は別だが、経年による汚れや劣化だけが気になるという人は、格安でできる「ふろリノベ」のリフォームを是非おすすめしたい。

 

まとめ

今回は、キッチンリフォームの費用と人気のシステムキッチンの特長や価格も併せてご紹介したが、そろそろキッチンのリフォームがしたいと思っているのであれば、今一度自宅のキッチンの何処に不具合や不満があるのかチェックすることから始めよう。

特に汚れや傷が目立ちやすいのは、キッチンの天板やシンクではないだろうか。

部分的な補修や部分的な設備の入れ替えだけで済むのであれば、無理に高額な費用をかけてリフォームする必要はない。

「ふろリノベ」でできる、格安なリフォーム方法も是非検討していただきたい!

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1全体

2浴槽

3部分的損傷

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撮影のポイント

1.窓がある場合は写真に収める
2.浴槽を収める
3.給湯器のリモコンがある場合は写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ

②浴槽内側を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.浴槽の給湯口を収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ

③部分的な損傷箇所を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.損傷箇所を写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ
【記事監修】 山田 博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士
建築業界での経験を活かした不動産コンサルティング及び建築、不動産に関わるWEBメディアを複数運営。Facebookお友達申請大歓迎です。その他、建築や不動産、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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