風呂リフォームの費用相場と新しいリフォームの形をご紹介!

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風呂も長く使用していると、シャワーや蛇口の水漏れから始まり、換気扇の故障、浴槽表面の劣化などが目立ってきて修理やリフォームが必要な時期になる。

浴槽のリフォームを実施する時期は、一般的に新築から20年~30年目が多いようだ。

そろそろ風呂のリフォーム時期にきているご家庭は、まずは費用が気になることだろう。

ここでは、様々な風呂リフォームの費用相場と新しいリフォームの形をご紹介したい。

 

リフォームの前に浴室のつくりや浴槽の種類を知ろう!

風呂リフォームを検討して行くときには、まず、風呂・浴室の種類について、知っておきたい。風呂のつくり(工法)は大きく分けて、3つある。

1在来方法の浴室

2システムバス(ユニットバス)

3ハーフユニットバス

これらは、それぞれに特徴があり、つくりかたも違っている。

それぞれに違っているため、リフォームをするときの費用や日数は、既存の風呂のつくりとリフォームする新しい風呂のタイプ・つくりによって異なることになる。そのため、まずは風呂のつくり(工法)や浴槽の種類を知って整理していこう。

 

在来工法の浴室のつくりや特徴

浴室の在来(ざいらい)工法とは、昔から戸建て住宅で採用されているタイル張りなどの風呂のことで、「湿式工法」とも呼ばれる。

施工方法は、土間コンクリートを打設してから防水工事を施し、現場で一からタイルなどを貼る。同時に浴槽や水栓、排水設備なども設置していき、浴室全体を現場で施工して仕上げていく。

在来工法のメリットは、デザインの自由性にある。浴室の広さや窓の大きさにも制限がない。岩風呂・ヒノキ風呂など素材も自由に選ぶことができ、思い通りの風呂づくりが可能だ。

浴室の形や大きさに制限がなく、特に風呂にこだわりのある場合には、うってつけと言えるだろう。

一方で、デメリットは、現場で作り上げるため、防水工事の不備などによる水漏れの可能性があることや工期が長くかかることだ(養生期間が必要で天候に左右されるため1週間~10日程度かかる)。また、メンテナンスがしにくい一面もある。

現場作業が多く、日数もかかるため、人件費もかかり施工費が割高になることもある。

さらに、在来工法の浴室は窓を大きくとる、また、断熱材の施工もされていないことがあり、冬寒い浴室になりやすい。ヒートショックの危険性を避けるための配慮が必要である。

 

システムバス(ユニットバス)のつくりや特徴

システムバスとは、浴室の構成部材(床・壁・天井・浴槽など)をあらかじめ工場で成型し、現場で組み立てて施工する方法だ。「乾式工法」とも呼ばれている。一般的にはユニットバスと呼ばれることも多いだろう。

システムバスは、浴室全体が一体ではなく、壁や床などのパーツごとに成型されており、組み立てるため、生活しながらの解体も可能で、リフォームを視野に入れた工法と言えるだろう。

システムバスのメリットは、現場で組み立てるだけなので工期が圧倒的に短いことだ(3日程度)。

また、壁と床が一体形成されているため防水性が高いことや手入れがしやすいこと、家の中にシステムバスの箱をすっぽり入れ込むような形状になるため、比較的断熱性に優れていることなどが挙げられる。

デメリットは、規格品であるためサイズが数種類に限られている。例えば、「1216」の場合は最初の内寸が1200mm×1600mmの長方形となる。そのため、既存の浴室に入るサイズを選ぶ必要がある。また、形も既成のものから選択することになるので自由度は在来工法に比べると低い。

既存の浴室が変形している場合は、サイズに合わないため壁を撤去するなど大掛かりな工事が必要となり、高額な費用がかかることがある。

また、選べる浴槽の種類も、色を選択する程度で少なく、窓の位置や大きさなども自由に変えることはできない。

 

ハーフユニットバスのつくりや特徴

ハーフユニットバスとはその名の通り、半分(浴室の下半分、床から浴槽まで)がユニットバスになっており、浴室上部は自由な仕上げを行える浴室のことだ。在来工法とシステムバスの良いとこ取りをしているといえるだろう。

ハーフユニットバスのメリットは、在来工法より防水性が高く、施工が簡単なこと。またシステムバスに比較してデザインの自由度が高いため個性的な浴室に仕上げることが可能だ、ということだ。

最も防水性能が必要な床と腰高程度の壁は、一体のパーツで作られているため、防水性が保ちやすい上、その上の壁や天井の部分は、現場施工となるため、ヒノキの壁材と貼ってヒノキ風呂にする、といったデザインも可能になる。

特に、天井高が低くシステムバスが設置できないといった場合でも、ハーフユニットバスなら問題なく設置できることもメリットだ。

デメリットはシステムバスと比較して工期が長くなることや、こだわりの浴室づくりをすると高額になりやすいことだ。

 

浴槽リフォームする際の浴槽の種類

浴槽には多くの種類がある。湯船に浸かるのは日本の風呂の醍醐味だが、その素材によって、手触りや使い心地、メンテナンスなどが変わってくる。在来工法でリフォームする場合でもシステムバスを採用する場合でも、浴槽の種類と特徴は知っておきたい。

住宅で主に使用されている浴槽の種類と価格相場を以下にご紹介する。

FRP

FRPとは、ガラス繊維強化プラスチック(fiber glass reinforced plastic)の略で、軽量な樹脂素材だ。流通している種類も多く、選択肢が広い。

耐久性・保温性・耐衝撃性に優れており、価格も手ごろなため、多くの住宅で採用されている。

浴槽の価格帯:5万円~35万円

【人工大理石】

人工大理石とは、ポリエステル樹脂やアクリル樹脂を主成分としており、大理石風に表面に透明感がある浴槽である。アクリル製の方が耐久性や耐熱性に優れ光沢があるが、ポリエステル製よりも高価格になる。ポリエステル製は比較的安価なので求めやすい。

肌触りはなめらかで、掃除がしやすく、美しさを保つことができる。

ポリエステル製浴槽の価格帯:10万円~40万円

アクリル製浴槽の価格帯:30万円~120万円

【ホーロー】

ホーローは調理器具や食器にも多く使用されている素材で、金属の表面にガラス質の釉薬を塗り高温で焼き付けて融着させる素材だ。肌触りは非常に良く、透明感があり、様々な素材との調和を取りやすい。耐久性・耐摩耗性・保温性・耐熱性などに優れている。

下地の金属によってはかなりの重量になる場合もあるため、2階以上に設置する際には、確認が必要になる。

浴槽の価格帯:20万円~100万円

【ステンレス】

ステンレスとはその名の通り、錆びにくい合金(クロム・ニッケルを含む)のこと。耐久性に非常に優れている。金属の浴槽は冷たい印象があるかもしれないが、保温材と一体に作られており、浴槽の保温性にも優れている。

浴槽の価格帯:7万円~25万円

この他に、木の浴槽もある。自然素材の木、ならではの柔らかな肌触りと香りが一番の特徴だろう。実は保温性、耐熱性、耐衝撃性にも優れている。ヒノキの浴槽のほか、ヒバやマキの浴槽もあり、扱いやすく加工処理をされているタイプも出ているので、一般住宅にも取り入れやすくなっている。

 

一般的な風呂・浴室リフォームの方法や工期

浴室のリフォームの方法は、既存の浴室が在来工法かシステムバスか、また新しい浴室を在来工法で実施するのかシステムバスを採用するのかで工事の内容や工期が異なる。

それぞれのケースごとに、工事内容や工期などを解説する。

 

ユニットバスを新しいものに交換する日数は?

システムバス(ユニットバス)の寿命は15年程度といわれている。既存の浴室がシステムバスを採用している場合は15年程度経過すると交換が必要になる。

システムバスの交換リフォームの手順は、

①既存のシステムバスを解体し撤去する。

②新しいシステムバスの組み立て・取り付けを行う。

③配管工事や電気工事等を並行して行う。

工期は、解体から完成まで3日~4日程度になる。

 

在来工法の浴室をユニットバスにする日数は?

既存の浴室が在来工法の場合は、既存の浴室の設備や壁や床のタイルを全て撤去し、システムバス(ユニットバス)を組み立てる。土台となる基礎コンクリートが傷んでいる場合やコンクリートの厚みが不足する場合は基礎から補修工事を行う。

リフォームの手順は、

①既存の在来工法の浴室を解体し撤去する。

②基礎の部分、下地部分の調整を必要に応じて行う

③給水排水の配管工事や電気工事を新しいシステムバスに合わせて行う

④新しいシステムバスの組み立て・取り付けを行う。

⑤設備設置工事や電気工事等をシステムバスに合わせて仕上げる。

工期は基礎の状態にもよるが概ね1週間程度になる。ただし、上記の②の基礎の部分、下地部分の調整については、既存の解体撤去後の状態によるところも多いので、工程が長引く可能性もある。

 

在来工法の浴室を在来工法でリフォームする日数は?

在来工法の浴室を在来工法でリフォームする場合は、浴槽の交換やタイルの張り替え、設備の交換といったリフォーム内容になるが、下地に水漏れなどの不安がある場合は、下地の補修が必要になる。

リフォームの手順は、

①既存の在来工法の浴室を解体し撤去する。

②基礎の部分、下地部分の調整を必要に応じて行う

③給水排水の配管工事や電気工事を新しい浴室レイアウトに合わせて行う

④新しい浴室の施工(浴槽の配置、床仕上げ、壁・天井の仕上げ)を行う。

⑤並行して設備の取り付け・配管工事や電気工事等を仕上げる。

全面的な在来工法のリフォームには養生期間を含め10日程度かかる。ただし、既存の解体撤去後の状態によるところも多く、また施工する新しい浴室の内容にもよるため、日数は余裕も見て確認したい。

いずれの場合も、解体後の下地の状態や構造部分への影響の有無によって、工期の日数は変わることがある。できるだけリフォームの前の事前調査をしっかりして、下地の状態を把握することで工期の確度が上がるはずだ。

 

設備を変更/浴室換気乾燥機の働き

設備を変更/浴室換気乾燥機の働き

浴室のリフォームの際には、設備を更新することも多いだろう。その中で浴室に必ず設置されている換気扇についても検討してはどうだろうか。

換気扇はご存知の通り、浴室内の湿気を排気して、カビなどの発生を防ぐ働きをする。その換気扇にも最近つかわれることが多くなっているのが、浴室換気乾燥機だ。浴室換気乾燥機とは、浴室についている乾燥機で、乾燥機能のほかに換気、暖房、冷風など、さまざまな機能がある

冬は浴室内を暖める、夏は涼しくすることができ、入浴時の快適さを後押しする。また、乾燥機能があるので、使用後の浴室内を乾燥させることができるのだ。

カビ防止効果は換気よりも浴室乾燥のほうが高いので、換気をして水分をある程度飛ばしたら、乾燥機能に切り替えると、カビの発生が抑えられる。特に梅雨の季節など、湿気の多い時期には、光熱費を抑えつつ、カビの防止効果を発揮して効率的だ。

加えて、浴室内に洗濯物を干して乾かすことができる。洗濯物は普段外干しをしているが、天気の悪いときには室内干し、という方も多いはずだ。浴室に干して乾燥させることができる。昼間使わないことが多い浴室を、活用することができるのだ。

換気扇はあまり気にならない設備かもしれないが、浴室を衛生的に保つためには必要な設備だから、リフォームをする場合には検討することをオススメする。

 

リフォームの費用相場を比較!

ここまで、浴室の種類やリフォームの方法と工期を紹介したが、最も気になるのが、リフォームにかかる費用だろう。ここではマンションや戸建て住宅・風呂を広くするリフォームや増設する場合などの費用相場を比較してみたい。

 

マンションの風呂リフォームの費用相場

マンションの風呂リフォームは、システムバスからシステムバスへの交換リフォームになる。システムバスのグレードによって価格は異なるが、60万円~100万円程度(解体工事・撤去・取り付け費用含む)が相場になっている。

 

戸建ての風呂リフォームの費用相場

戸建て住宅の風呂リフォームは、在来工法の浴室を使用している場合を見ておこう。

その場合、在来工法からシステムバスにする方法と、引き続き在来工法でリフォームする2つのケースがあるため、それぞれのケースに分けて紹介する。

【在来工法からシステムバスへリフォーム】

在来工法からシステムバスに交換リフォームする場合は、システムバスの価格+工事費(解体撤去・システムバスの取り付けなど)となり、80万円~140万円が相場になっている。

【在来工法でリフォーム】

在来工法でリフォームする場合は以下のような費用がかかる。

・既存浴槽の撤去費用・防水工事費用などに10万円程度。

・新しい浴槽の費用(グレードによって20万円程度から100万円を超えるものまである)

・浴室の内装工事費(タイルの張り替え工事やパネル貼り工事8万円~30万円)

合計では38万円~となる。

 

風呂のサイズを広くする場合の費用相場

風呂・浴室をこれまでの広さよりもより広くリフォームすることもあるだろう。戸建て住宅において既存の浴室スペースを広げる場合、以下の3つの方法があり、それぞれの費用相場を紹介する。これらの工事は、物件によって費用も上下するため、追加される基本的な工事費を提示することにしたい。尚、マンションの場合は管理規約がありリフォームも制限されているため、風呂の拡張リフォームは難しい場合が多い。

・室内側の壁の位置をずらして広げる工事費=15万円~20万円(0.5坪以内)

この費用は拡張のための木工事のみの費用になる。

浴室を広げて全面的にリフォームする場合は、上記の費用にプラスして既存浴室の解体費用、新しい設備品の費用や・設置などの工事費・下地補修費・給排水管工事費・電気工事費・内装工事費などの費用の合計額になる。

・外側の壁をずらして広げる工事費=40万円~60万円

外壁をずらして浴室スペースを広げる工事はかなり大掛かりな工事となる。上記の費用相場は、コンクリートの打設費と増設費のみである。外壁を広げることになれば、基礎工事・木工事・断熱工事・外壁仕上げにかかる工事がかかるだけでなく、建物自体の床面積が広がるため、確認申請・登記事項の変更などの諸手続きも必要となり、工事費以上の金額もかかる可能性もある。

・出窓をつくって浴室のスペースを広げる工事費=10万円~30万円

出窓をつくる場合、床面積は変わらないが30cm程度窓を外に出すことで、浴室の容積が広がり開放感のある浴室になる。また、出窓を利用して浴槽を大きくするタイプのシステムバスも登場している。上記の費用は新たに出窓をつくる費用のみである。

 

風呂を増設する場合の費用相場

二世帯住宅リフォームなど、風呂を増設する場合の費用相場は以下の通りとなる。

・在来工法の浴室(1坪)の増設費用=70万円~90万円

上記の費用は、基礎工事費・設備費・天井や壁などの材料費・取り付け費用などの合計費用相場になる。給水・給湯・排水等工事・電気配線工事費が別途必要となる。

・システムバス(1坪)の増設費用=80万円~120万円(グレードによって異なる)

上記の費用は、1坪のシステムバスの価格・電気配線工事・給排水管工事・取り付け費用などの合計費用相場である。

 

リフォームで風呂の位置を変えることは可能?

「既存の浴室の位置が道路に面しているため場所を変えたい」「リビングを広げたいので浴室を別の場所に設置したいけれど可能か」など、浴室の位置変更を検討している人もいるだろう。

結論からいうと、浴室の位置を変更することは可能だ。

しかしながら、かなり大掛かりな工事となることは間違いないはずだ。工事の内容は、まず既存の浴室の解体・撤去にくわえ、新設部分の部屋の解体・撤去、新しい浴室までの給排水延長工事・ガス設備移管工事・浴室設備の設置工事・電気工事・壁天井などの大工工事・内装工事など。

給排水管の延長工事やガス設備の移管工事だけでも30~50万円程度かかることもある(延長する距離にもよる)。

総額では浴室だけリフォームする際の2倍程度の費用と、期間(工期)がかかること承知しておきたい。

 

「ふろリノベ」のおすすめ!新しい風呂リフォームの形

「ふろリノベ」では、新しい風呂リフォームの形を提案している。

新しいリフォームの形とは、浴室や洗面・トイレ・キッチンなどの設備を新しいものに交換するのではなく、「塗装」とフィルムやパネルなどを「貼る」ことで新品同様にするリフォームする方法だ。

床や壁が破損しているなど交換しなければならない理由がある場合は、意外と少ないはずだ。それよりも、くすんだ浴室を明るくしたい、汚れた浴室をきれいに衛生的にしたい、といった要望には、ピッタリの方法である。

この方法のメリットは、通常は1週間程度かかる浴室リフォームが浴槽だけの場合は1日、浴室全体だと2日で完了し、工事完了当日からお風呂に入って頂ける。よって使用できないのは最大1日であること。

そしてリフォーム費用を大幅に抑えられることだ(一般的なリフォーム費用の2割~5割程度の費用でリフォームが可能)。

また、既存の浴室を活用するため、解体作業がなく、廃材を出さないため、環境に優しくエコロジーなリフォームの形といえるだろう。

さらに、浴室塗装に使用する特殊塗料は水道管やプールなどに使用されていて、健康や環境にも安全・安心な塗料である。防カビ・防汚効果もありお手入れも簡単だ。

塗膜は耐久性が優れているためリフォーム後10年以上は美しさをキープできる。

リフォーム費用をなるべく抑えたい人、リフォームに時間をかけたくない人などは是非「ふろリノベ」のリフォームを検討していただきたい。

 

部分的な補修も可能

「ふろリノベ」は浴室の全面的なリフォームに限らず、浴槽や洗面台だけなどの部分的な補修も可能だ。

塗装可能な素材は、FRP・人工大理石・ホーロー・ステンレス・ポリ・塩ビ鋼板などの浴槽や洗面や洗面台、システムキッチン・タイル・パネルなどの床や壁など。

浴槽や洗面台の割れや傷の補修も可能だし、そういった設備品の補修だけでも対応しているため、遠慮なくご相談いただきたい。

 

風呂リフォームの注意点

浴室のリフォームは、見てきた通り、費用がかかる。大きな改修をするとなると費用とともに日数も必要だし、浴室を使えない期間も必ず出てくる、費用と時間をかけて浴室のリフォームをするのだから失敗はしたくない。そのためにも事前に注意するポイントを把握しておこう。

ポイント⒈リフォームで何を改善したいのか明確にしておく

浴室リフォームは、改善したい部分を明確にしておくことが無駄なくリフォームできるポイントだ。せっかくリフォームをしても改善したい目的が、明確でないと的確なリフォームにならないし、費用や時間が無駄になりかねない。

例えば、

・冬寒い風呂から暖かい風呂にしたい

・使い勝手の悪い設備を一新したい

・傷や汚れが蓄積した風呂場を明るくきれいにしたい

など。

改善する目的によって、選ぶ設備や工事の方法・費用なども違ってくるため、改善したい部分を明確にしておくことが大切だ。

ポイント⒉リフォーム中は浴室を利用できない

言うまでもないがリフォーム期間中は浴室を使えない。銭湯など外部の風呂を利用しなければならなくなる。近所に銭湯などがない場合は日常生活に不便が生じるし、季節によっては、入浴費用もかさむだろう。リフォームを行う際は、リフォーム中に入る風呂のことも計画しておく必要がある。

ポイント⒊浴室の位置を変更した場合はバリアフリーが難しくなることも!

浴室の位置を変更するリフォームの場合、給排水配管の通る床下は十分な高さが必要になる。特に排水の配管には水をスムーズに流すための勾配をつける必要がある。水を流すために一定の勾配が必ず必要になるため、配管長さが長くなるほど勾配による高低差が大きくなる。水を流すため勾配を確保するためには床を上げる必要が出てくる場合がある。

そのため、浴室の位置を変えるリフォームの場合は、床に段差ができ、バリアフリーを確保することが難しくなる。特にマンションなどの共同住宅や戸建てでも2階に浴室がある場合には、十分な検討が必要だ。

 

お風呂にお金はかけるべき?

浴室は一日の疲れを癒しリラックスできる場所。ゆっくりバスタイムを楽しめるように快適な浴室にしたいという人が増えている。

当然ながら、お金をかけるほどに豪華な浴室をつくることができるだろう。

しかし、豪華さと快適さとは同じではない。

例えば、ライトアップした坪庭を大きな窓から眺めながらバスタイムを楽しむのはさぞ心地良いだろうと想像するが、大きな窓はヒートブリッジになりやすく冬場大変寒い浴室となり快適とはいえないし、ヒートショックの不安もある。広い浴室や坪庭の手入れも大変だ。

設備においても、ジャグジーやミストサウナ・浴室用テレビやオーディオなども導入できるが、最初はよく使用しても人はそのうち飽きてしまうことも多いものだ。

バスタイムをどのように楽しみたいか、どのような浴室が自分にとって快適なのかは人によっても違うだろう。

余裕があれば、浴室にお金をかけることもいいだろう。しかし、敢えて多くのお金をかけなくても少し工夫するだけで快適な浴室はつくることができる。

壁や浴槽を好みの色に変えたり、カビなどのない衛生的な仕上げにしたり、シーンに応じて照明を調整したり(複数の光源にする、調光機能を付けるなど)癒し効果のあるバスグッズを上手に選ぶことなどで、浴室の雰囲気はリラックスムードに一変し、快適なバスタイムゆっくり楽しむことができる。

 

まとめ

浴室のリフォームは、既存の浴室のつくりや状態、どのような浴室にリフォームするかで費用や工期が異なってくる。

しかしながら、どの方法を採用しても浴室リフォームの費用は決して安いとはいえないし、工期が長くかかるほど不便を強いられることになる。

「ふろリノベ」の提案する新しいリフォームの形は、従来の風呂リフォームの常識を変える画期的な方法だと自信を持っておすすめしたい。

「そろそろ風呂のリフォームがしたい…」と思ったらまずは「ふろリノベ」にご相談を!

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写真撮影の例

写真の撮影をお願いします。
①全体と②浴槽は写真が必須ですが、浴室に部分的な損傷がある方は③部分的損傷にも写真を添付ください。

1全体

2浴槽

3部分的損傷

①浴室の全体が確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.窓がある場合は写真に収める
2.浴槽を収める
3.給湯器のリモコンがある場合は写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ

②浴槽内側を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.浴槽の給湯口を収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ

③部分的な損傷箇所を確認できる写真を添付してください

撮影のポイント

1.損傷箇所を写真に収める

※1枚に収まらない場合は、
2枚目を撮影して添付してください

イメージ
【記事監修】 山田 博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士
建築業界での経験を活かした不動産コンサルティング及び建築、不動産に関わるWEBメディアを複数運営。Facebookお友達申請大歓迎です。その他、建築や不動産、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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